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『 』

彼女は向日葵が良く似合う、笑顔が可愛らしい人だった。 「…………や…だ」 怒った顔はとても怖くて。 「どう…………彼……」 焦る姿は、ちょっと可愛い。 「……目を……」 全部、覚えてる。 「おに…………ら……ない」 初めて出会った雨の降った寒い冬も。 「いか…………で」 花を数えた優…

失楽園 第1章 1節

8年前。 世界消滅の危機を天界と共に救い、新たな英雄、バーナー・ジュリアスが誕生した。 その後、人間たちの象徴として称えられ、また英雄により『天界』は存在するものだと世界中に知れ渡る。 その影響か、太古の昔に失われていた神々の恩寵と加護が天界…

The new story open

時は『災禍の嵐』が起こった8年後。 英雄たるバーナー・ジュリアスは天界の戦士に召し上げられた。 天界の王、主神ゼウスによる恩寵は8年間人間たちに降り注いだ。 だが世界は神と人間による、大戦時代を迎える。 武力の差は圧倒的。 絶望の時代に突入する。…

「妹を愛せなかった男」 〜Ⅰ〜

寒い冬の日のことであった。窓の隙間から冷たい風が入りこみ、白く曇っている窓の外には、静かに雪が降り積もるそんな日であった。12月17日、俺は人間の父と天使の母から、天界最強の戦闘部族、テラス家の長男として産まれた。その2年後、9月28日には妹が産…

「道しるべ」

「手を繋いで帰ろう」赤く燃える空が広がり、冷たい風がふく季節になってきた。1人寂しく家路につく。ときおり自分の歩く影を踏みつけ、石ころを蹴りとばしながら歩く。家は村の外れにあるのでもう少しかかるだろう。眼下に広がる赤く染まった草原を眺めている…

「Bad End」

真っ白な雪が静かに降り落ち、地面に積もっていく。鼻をさすような異臭とこびりつきそうな鉄の臭い。もうこの世界には意味など存在せず、ただ崩壊へと向かうだけである。おぼつかない足取りで、瓦礫の平野と成り果てたかつての愛しい世界を踏みしめ、世界の…

「作者だって寝たい」

どうもcierです。ようやく日々が落ち着き、休む間が出来ました。前回、「喧嘩」という題で少し暗めのお話を書かせていただきました。主役はアモル=テラス。こんなやつです。もう1人の登場人物はレイト=ウル。こんなやつ(塗りかけ←)とりあえず二人は10年の仲…

「喧嘩」

「堕ちたな、アモル」長年付き合いがある奴から哀れみと怒りを含んだ目を向けられた。けど私はそれどころではない、親友を助けないと…。「アモル」刀をズルズルと引きずる、刀ってこんなに重かっただろうか。引きずり跡は地面に細く伸びていく。「アモル」私は親友…

「ここは短編集だよ」

はい、ここは短編集っす。現在夜中?朝?とりあえず、午前4時。ふとcierは考える。本編がまだ公開されてないから~自分の好きな話書けないな~。と、それは嫌だ!そうして唐突に昔使っていたはてなブログを掘り起こし、今まで記事を消すのも惜しいので…。作…